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衣服・履物
 
【発明の名称】卒業記念ぬいぐるみ
【出願人】
【識別番号】505343631
【氏名又は名称】有限会社ナビ
【住所又は居所】静岡県浜松市篠ヶ瀬町1021番地
【発明者】
【氏名】永井 武史
【住所又は居所】静岡県浜松市篠ヶ瀬町1021番地 有限会社ナビ内
【要約】
【課題】
長年慣れ親しんだ制服を気軽に飾ることができ、制服のリアリティを追及した卒業記念ぬいぐるみを提供する。
【解決手段】
ぬいぐるみ本体1と、ぬいぐるみ本体1に着せたミニチュア制服2とからなる卒業記念ぬいぐるみであって、ミニチュア制服2は、本物の制服と同じ生地から成り、本物の制服のボタン3、ライン、プリーツ4等の特徴も忠実に再現されたものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ぬいぐるみ本体と、前記ぬいぐるみ本体に着せたミニチュア制服とからなる卒業記念ぬいぐるみであって、前記ミニチュア制服は、本物の制服と同じ生地から成り、本物の制服のボタン、ライン、プリーツ等の特徴も忠実に再現されたものであることを特徴とする卒業記念ぬいぐるみ。
【請求項2】
前記ぬいぐるみ本体は、前記ミニチュア制服を着せるために人間の体格の寸法比に合わせたものであることを特徴とする請求項1記載の卒業記念ぬいぐるみ。
【請求項3】
前記ぬいぐるみ本体の足裏には、卒業年を刻んだ刺繍が施されていることを特徴とする請求項1〜2記載の卒業記念ぬいぐるみ。
【請求項4】
前記ミニチュア制服のボタンは、くるみボタンであることを特徴とする請求項1〜3記載の卒業記念ぬいぐるみ。
【請求項5】
前記ミニチュア制服のスカートのプリーツ数は、本物の制服のスカートのプリーツ数と同数であることを特徴とする請求項1〜4記載の卒業記念ぬいぐるみ。
【請求項6】
前記ぬいぐるみ本体は、クマのぬいぐるみであることを特徴とする請求項1〜5記載の卒業記念ぬいぐるみ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
母校の制服を忠実に再現したミニチュア制服を着せた、卒業記念ぬいぐるみに関する。
【背景技術】
一般に、高校などを卒業するにあたって、何らかの記念の品を残したいという要望は強い。特に、制服は長年慣れ親しんだものであるが、卒業すると着ることができなくなってしまうので、何らかの形で保存したいという想いは強い。ところが、制服そのものを飾るには十分なスペースが必要であり、あまり現実的でない。長年慣れ親しんだ制服を手軽に飾ることができる技術が望まれている。
また、ぬいぐるみにミニチュア服を着せることは一般に知られているが、このようなミニチュア服はぬいぐるみ用に作られた簡素なもので、本物の服を忠実に再現したものはほとんどない。制服というのは学校ごとに千差万別で、リアリティが要求される。一般に、ぬいぐるみの体格の寸法比は、人間の体格の寸法比と異なり、ぬいぐるみに着せるミニチュア服にリアリティを持たせることは難しい。
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、長年慣れ親しんだ制服を気軽に飾ることができ、前記制服のリアリティを追及した卒業記念ぬいぐるみを提供することである。
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は以下の構成となっている。
ぬいぐるみ本体と、前記ぬいぐるみ本体に着せたミニチュア制服とからなる卒業記念ぬいぐるみであって、前記ミニチュア制服は、本物の制服と同じ生地から成り、本物の制服のボタン、ライン、プリーツ等の特徴も忠実に再現されたものであることを特徴とする卒業記念ぬいぐるみ。
また、以下の実施態様を有する。
前記ぬいぐるみ本体は、前記ミニチュア制服を着せるために人間の体格の寸法比に合わせたものである。
前記ぬいぐるみ本体の足裏には、卒業年を刻んだ刺繍が施されている。
前記ミニチュア制服のボタンは、くるみボタンである。
前記ミニチュア制服のスカートのプリーツ数は、本物の制服のスカートのプリーツ数と同数である。
前記ぬいぐるみ本体は、クマのぬいぐるみである。
【発明の効果】
本発明の卒業記念ぬいぐるみは、本物を忠実に再現したミニチュア制服を着せることでリアリティを実現しており、卒業記念として最適である。前記ミニチュア制服にリアリティを持たせるために、本物の制服と同じ生地、本物の制服と同じボタン、本物の制服と同じライン、本物の制服と同数のプリーツ数のスカート、を用いている。実際に制服を製作しているメーカーがミニチュア服も製作することで、これらのリアリティを実現している。ぬいぐるみも、制服を着せるために人間の体格の寸法比に近いオリジナルのものを用いることで、よりリアリティを持たせている。
これらの構成により、リアリティの高い母校のミニチュア制服を、ぬいぐるみに着せて気軽に部屋などに飾ることができ、今までにはない特徴を有する卒業記念品を実現することができる。
【実施の形態】
図1及び図2を用いて本発明の実施例を説明する。図1は本発明の実施例の概略図、図2はミニチュア制服の詳細図である。ぬいぐるみ本体1と、ぬいぐるみ本体1に着せたミニチュア制服2とから成る。本実施例においては、ぬいぐるみ本体1はクマのぬいぐるみであるが、ミニチュア制服2を着せることができれば、クマ以外のぬいぐるみでも良い。ぬいぐるみ本体1は、リアルなミニチュア制服2を着せるために、人間の体格の寸法比を模したオリジナルのものである。ぬいぐるみ本体1の足裏には、卒業年を刻んだ足裏刺繍6が施されている。ミニチュア制服2は本物の制服を忠実に再現したもので、本物の制服と同じ生地から作られており、本物の制服と同じボタン3(本実施例では「くるみボタン」)、本物の制服のスカートと同数のプリーツ4(本実施例では「28本」)、本物の制服と同じライン5(本実施例では「黄色の2本線」)、を有している。また、ミニチュア制服2のタグも本物の制服のものを再現している。これらのリアリティは、本物の制服を製作しているメーカーがミニチュア制服も製作することで実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の概略図。
【図2】 ミニチュア制服の詳細図。
【符号の説明】
1 ぬいぐるみ本体
2 ミニチュア制服
3 ボタン
4 プリーツ
5 ライン
6 足裏刺繍
【図1】
図1
【図2】
図2
試作写真
発明者からのメッセージ

子供から大人へと成長していく想い出がいっぱい詰まった高校時代。
そんな学校生活の毎日の想い出が甦る、かわいい記念品を企画いたしました。
学校生活を象徴する『モノ』で、学生時代の『自分』を投影できるもの・・・。
そんな思いから、かわいい『ベア』に自分の学校の『制服』を着てもらう、
『卒業メモリアルベア』が誕生しました。
 従来の「ぬいぐるみが着用した制服」では、裏地などもついていない「簡易な作り」で、いわゆる「おもちゃ」感覚でしたが、本卒業メモリアルベアでは、制服製造メーカーに製造を依頼し、制服と全く同じ素材で、型紙を35%に縮小した「完全ミニチュア版」とする事で、高校時代の想い出をずっと手元に置いておける事を目指しました。裏地や学校名タグ、プリーツの本数まで本物同様に仕上げています。
 ベアのぬいぐるみは全長33cm。セーラー服にあったボディラインにし、アイボリーで優しい雰囲気を作り出しています。足裏には、卒業年度や学校名などの刺繍を施しています。卒業記念としてはもちろん、同窓会や創立記念などのメモリアルグッズとして大変喜ばれています。
 
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