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飲食・調理
 
【考案の名称】配膳用トレイ
【実用新案権者】
【識別番号】712011910
【氏名又は名称】平沢 博美
【住所又は居所】長野県小諸市甲3446番地4
【考案者】
【氏名】平沢博美
【住所又は居所】長野県小諸市甲3446−4
【要約】   (修正有)
【課題】液体が飛散した場合もトレイ内に収まり、その後の処理が楽にできる配膳用トレイを提供する。
【解決手段】所定の深さを有する平板状のトレイ本体2と、前記トレイ本体2の内壁面に着脱自在に装着する複数の排水用の孔4を有する食器搭載用の多孔状のプレート3と、を備える。これにより、水、味噌汁、スープ等の液体を倒しても食器搭載用の多孔状のプレート3の排水用の孔4を介してトレイ本体2に移行するので、これらの液体はトレイ内にほとんど収まる。したがって、このような事態が生じても迅速に容易に処理が可能となる。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
所定の深さを有する平板状のトレイ本体と、前記トレイ本体の内壁面に着脱自在に装着する複数の排水用の孔を有する食器搭載用の多孔状のプレートと、を備えたことを特徴とする配膳用トレイ。
【請求項2】
前記排水用の孔は、円形、楕円形、多角形またはこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1に記載の配膳用トレイ。
【請求項3】
前記排水用の孔は、平面視所定の意匠を構成していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配膳用トレイ。
【請求項4】
食器搭載用の多孔状のプレートは、取り外し用の開口部を有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配膳用トレイ。
【請求項5】
前記食器搭載用の多孔状のプレートは、前記トレイ本体の高さに対して1/3から4/5の装着時の高さを有していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の配膳用トレイ。
【請求項6】
前記食器搭載用の多孔状のプレートは、端部から中心にあるいは中心から端部に向かって所定の傾斜を有していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の配膳用トレイ。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
本考案は、配膳用トレイに関する。より詳しく述べると、幼少者や高齢者や病人等の食事の際に使用する配膳トレイに関する。
【背景技術】
幼稚園や学校、病院、老人介護施設等の幼老施設や病院等では、配膳したおかずなどを入れた複数の食器を一つのトレイに載置して運搬しており、従来、かかる配膳用のトレイとしては、プラスチック製の平板部材が広く用いられている。
また、ファミリーレストラン、ファーストフードチェーン店等でも配膳用トレイが数多く用いられている。
特許文献1には、運搬時における食器の横滑りを確実に防止し、かつ、手の小さい者や握力の弱い者であっても手に馴染んで非常に持ち易く、トレイ自体の落下を防止することもでき、しかも、幼児から高齢者に至るまで使い勝手の良いユニバーサルデザインを採用した配膳用トレイを提供する目的で図3に示すような食器を載置して運搬するための平板状のトレイであって、トレイ板体101の上面には隆起状の掛止突起111・111…が複数形成され、かつ、当該トレイ板体101の周縁には立壁体102が鈍角をなして立設されており、この立壁体102は階段型に折り返されてフランジ部121が成形され、かつ、このフランジ部121の端縁部上面の少なくとも一部には指掛リブ121aが形成された配膳用トレイが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【特許文献1】特開2006−102369号公報
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来技術では、食器の横滑りを確実に防止し、かつ、手の小さい者や握力の弱い者であっても手に馴染んで非常に持ち易いものの、水、味噌汁、スープ、ジュース等のいわゆる液体を転倒させた場合、これらの液体は、周囲に飛散してしまう。
したがって、本考案の課題は、液体が飛散した場合もトレイ内に収まり、その後の処理が楽にできる配膳用トレイを提供することである。
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題に鑑みて創作されたものであり、
所定の深さを有する平板状のトレイ本体と、前記トレイ本体の内壁面に着脱自在に装着する複数の排水用の孔を有する食器搭載用の多孔状のプレートと、を備えたことを特徴とする配膳用トレイに関する。
本考案の配膳用トレイにおいて、前記排水用の孔は、円形、楕円形、多角形またはこれらの組み合わせであることができる。
また、本考案の配膳用トレイにおいて前記排水用の孔は、平面視所定の意匠、例えば、ローマ字、平仮名、カタカナ、漢字等の漢字や数字、ロゴマーク等を構成することができる。さらに、本考案の配膳用トレイにおいて、食器搭載用の多孔状のプレートは、取り外し用の開口部を有していることが好ましい。
また、本考案の配膳用トレイにおいて前記食器搭載用の多孔状のプレートは、前記トレイ本体の高さに対して1/3から4/5の装着時の高さを有していることが好ましい。さらに、本考案の配膳用トレイにおいて前記食器搭載用の多孔状のプレートは、端部から中心にあるいは中心から端部に向かって所定の傾斜を有していることが好ましい。
【考案の効果】
本考案によると、所定の深さを有するトレイ本体にトレイ本体の内壁面に着脱自在に装着する複数の排水用の孔を有する食器搭載用の多孔状のプレートを装着して構成しているので、水、味噌汁、スープ等の液体を倒しても食食器搭載用の多孔状のプレートの排水用の孔を介してトレイ本体に移行するので、これらの液体はトレイ内にほとんど収まる。したがって、このような事態が生じても迅速に容易に処理が可能となる。
また、本考案の配膳用トレイは、食器搭載用の多孔状のプレートが取り外し可能に構成されているので、溢してトレイ本体の底部に存在する液体の処理や洗浄が容易である。したがって、幼稚園、保育園等の幼児施設の食事用、小学校、中学校の給食用、病院や介護施設の給食やレストランの配膳用のトレイ、航空機、バス等の交通機関における食事用の配膳トレイとして種々の分野に適用可能である。
【考案を実施するための形態】
以下、本考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1および図2に示す通り、本考案の配膳用トレイ1は、所定の深さを有する平板状のトレイ本体2と、トレイ本体2の内壁面に着脱自在に装着する複数の排水用の孔4,4,4・・・を有する食器搭載用の多孔状のプレート3とから主として構成されている配膳用のトレイであり、保育園、幼稚園等の幼年者の食事用、小学校、中学校、高等学校等の児童の給食、介護施設、病院等の食事のみならず、一般の飲食用の配膳トレイとして使用するものである。
また、本考案の特定の実施形態において、航空機、船舶、バス等、電車等における食事用の配膳トレイとして本考案の配膳トレイ1を使用することができる。
本考案で使用されるトレイ本体2と多孔状のプレート3とは同一の材質であっても、異なる材質であってもよく、一般的配膳トレイに使用される素材から適宜選択される。限定されるものではないが、例えばトレイ本体2と多孔状のプレート3は、プラスチック類(例えば、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリスチレン)、生分解性プラスチック類(例えば、デンプンを主体として生分解性プラスチック類)、金属類(鉄、アルミニウム)、木材等を挙げることができる。
また、本考案の配膳トレイ1(トレイ本体2)の平面形状は、楕円形や円形であってもよいが、好ましくは矩形、より好ましくは長方形である。
本考案における配膳トレイ1(トレイ本体2)の高さは、本考案の目的、すなわちトレイ本体1内に溢した液体を収納することと配膳トレイ1の利便性とを鑑みて、1から4cm、好ましくは2〜3cmである。また、縦×横のサイズ(配膳トレイ1が長方形の場合)は、目的に応じて適宜選択され、例えば縦15から50cm×横15から60cmである。
本考案において、このようなトレイ本体2の内側に複数の排水用の孔4,4,4・・・を有する食器搭載用の多孔状のプレート3が着脱自在に装着される。
この際の多孔状のプレート3は、トレイ本体2にフィットする形状を有しており、高さは例えばトレイ本体2の高さに対して1/3から4/5程度である。
また、多孔状のプレート3の平面に構成される孔の形状、個数は、本考案の目的・効果を奏する限り特に限定されるものではなく、例えば円形、楕円形、星型、多角形、意匠図形(例えば動物、魚の形状)など適宜選択できる。
また、孔のサイズも本考案の目的・効果を奏する限り特に限定されるものではなく、例えば円形の場合には、直径0.5から1.5cmである。
また、孔の配置も特に限定されるものではなく、所定間隔で配置することもできるが、例えば、英数字、漢字、カタカナ、平仮名の文字をかたどってもよく、あるいはロゴ、幾何学模様を構成することも可能である。
さらに、本考案の特定の実施形態において、多孔状のプレート3は、中心から端部に従ってあるいはその逆方向にわずかな傾斜を設けて、液体に流れをつけることができる。この場合、下流側に大口径の孔を設けたり、孔の密度を増加させたりすることもできる。
さらにまた、本考案の配膳トレイ1において、多孔状のプレート3の端部に取り外し用の開口部を設けることも可能である。また、多孔状のプレート3は、例えば2分割式にして2つのパーツをトレイ本体2にはめ込むことも本考案の範囲内である。
このように構成された本考案の配膳トレイ2は、水、その他飲料、味噌汁、スープ等の液体を溢した際に、こぼれた液体の大部分は多孔状のプレート3の表面に設けられた複数の孔4,4,4、・・・からトレイ本体1に流れ落ち、トレイ本体1に溜まる。そのため、清掃等の処理が容易に行うことができるという特徴を有している。
また、本考案の配膳用トレイは、食器搭載用の多孔状のプレートが取り外し可能に構成されているので、溢してトレイ本体の底部に存在する液体の処理や洗浄が容易である。したがって、幼稚園、保育園等の幼児施設の食事用、小学校、中学校の給食用、病院や介護施設の給食やレストランの配膳用のトレイ、航空機、バス等の交通機関における食事用の配膳トレイとして種々の分野に適用可能である。
【産業上の利用可能性】
本考案によると、所定の深さを有するトレイ本体にトレイ本体の内壁面に着脱自在に装着する複数の排水用の孔を有する食器搭載用の多孔状のプレートを装着して構成しているので、水、味噌汁、スープ等の液体を倒しても食食器搭載用の多孔状のプレートの排水用の孔を介してトレイ本体に移行するので、これらの液体はトレイ内にほとんど収まる。したがって、このような事態が生じても迅速に容易に処理が可能となる。
また、本考案の配膳用トレイは、食器搭載用の多孔状のプレートが取り外し可能に構成されているので、溢してトレイ本体の底部に存在する液体の処理や洗浄が容易である。したがって、幼稚園、保育園等の幼児施設の食事用、小学校、中学校の給食用、病院や介護施設の給食やレストランの配膳用のトレイ、航空機、バス等の交通機関における食事用の配膳トレイとして種々の分野に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の配膳トレイを示す斜視図である。
【図2】図1に示す配膳トレイの断面図である。
【図3】従来技術に係る配膳トレイの斜視図である。
【符号の説明】
1 配膳用トレイ
2 トレイ本体
3 多孔状のプレート
4 孔
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
パンフレット1
パンフレット2 
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