| 健康・医療 |
| 【発明の名称】水虫防止紙片 【出願人】 【識別番号】506153114 【氏名又は名称】柴田 岳三 【住所又は居所】北海道恵庭市恵み野西5丁目9−10 【代理人】 【弁理士】 【識別番号】100095267 【氏名又は名称】小島 高城郎 【代理人】 【弁理士】 【識別番号】100069176 【氏名又は名称】川成 靖夫 【代理人】 【弁理士】 【識別番号】100124176 【氏名又は名称】河合 典子 【代理人】 【弁理士】 【識別番号】100111604 【氏名又は名称】佐藤 卓也 【発明者】 【氏名】柴田 岳三 【住所又は居所】北海道恵庭市恵み野西5丁目9−10 【要約】 【課題】 趾間にフィットして使用感が良好で、且つ、脱落を防ぐことができると共に、脱着が容易であり、使い捨てにできる簡素且つ安価な水虫防止紙片を提供する。 【解決手段】 足の趾先から趾股の方向に挿入可能に構成された縦壁状部2と、縦壁状部2の下端面に下端面方向に延設された下翼部3と、縦壁状部2の上端面に上端面方向に延設された上翼部4とを備え、少なくとも一部に水虫予防又は治療薬が含浸或いは塗布された水虫防止紙片1を提供する。そして、前記下翼部3と上翼部4は、装着時に於ける趾先から趾股方向に向かって漸次巾広に形成され、且つ、幅広先端部分3a,4aが縦壁状部2よりも延出されている。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 足の趾先から趾股の方向に挿入可能に構成された縦壁状部と、前記縦壁状部の下端面に前記下端面方向に延設された下翼部と、前記縦壁状部の上端面に前記上端面方向に延設された上翼部とを備え、少なくとも一部に水虫予防又は治療薬が含浸或いは塗布されたことを特徴とする水虫防止紙片。 【請求項2】 前記下翼部と上翼部は、装着時に於ける趾先から趾股方向に向かって漸次巾広に形成され、且つ、幅広先端部分が縦壁状部よりも延出されていることを特徴とする請求項1記載の水虫防止紙片。 【請求項3】 前記下翼部の縦壁状部側上側面は縦壁状部から外方に向かって下方に斜欠され、前記上翼部の縦壁状部側下側面は縦壁状部から外方に向かって上方に斜欠されていることを特徴とする請求項1又は2記載の水虫防止紙片。 【請求項4】 前記下翼部及び前記上翼部の前記幅広先端部分が平面視半円状に形成され、前記下翼部と前記縦壁状部と前記上翼部とを結ぶ外形形状は曲線形状に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の水虫防止紙片。 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一に記載の水虫防止紙片は、柔軟性と吸湿性又は吸水性を有する紙を素材として形成される一体成型の水虫防止紙片であることを特徴とする水虫防止紙片。 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一に記載の水虫防止紙片は、抗真菌薬を含浸し、又は抗真菌薬が塗布されていることを特徴とする水虫防止紙片。 【発明の詳細な説明】 【技術分野】 本発明は、足の隣接する趾(指)の間に装着し、水虫の予防、水虫の治療効果を有する水虫防止紙片に関する。 【背景技術】 従来、此種の水虫の予防、治療効果を有する水虫予防又は治療のための薬又は用品は種々開発され、使用されている。 特に、足の趾部(指部)に装着する水虫防止用品も市販されており、一般に使用されている。 従来の足の趾部に装着する水虫防止用品としては、例えば、全趾間に装着する比較的大型の水虫防止用品、或いは、靴下タイプの水虫防止用品等がある(特許文献1及び2参照)。 【特許文献1】 特開平10−33586号公報 【特許文献2】 特開2001−271205号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 前述した足の趾部に装着する従来の水虫防止用品には、次のような問題点がある。 (1)複雑な形をしているものは、脱着に手間がかかる。 (2)全趾間に装着するものは大型となり、1個当たりのコストがかかるので使用が長続きしない。 (3)靴下タイプのものは、使用後に洗濯しなければならず手間がかかり、再利用するのには不潔感がある。 (4)従来の水虫防止用品は、形が非生理的である(体形にフィットしない)ため装着に違和感があり、また歩行でずれる。 以上の現状に鑑み、本発明は、趾間にフィットして使用感が良好で、且つ、脱落を防ぐことができると共に、脱着が容易であり、使い捨てにできる簡素且つ安価な水虫防止紙片を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。 請求項1に係る発明は、足の趾先から趾股の方向に挿入可能に構成された縦壁状部と、前記縦壁状部の下端面に前記下端面方向に延設された下翼部と、前記縦壁状部の上端面に前記上端面方向に延設された上翼部とを備え、少なくとも一部に水虫予防又は治療薬が含浸或いは塗布されたことを特徴とする水虫防止紙片を提供するものである。 請求項2に係る発明は、前記下翼部と上翼部は、装着時に於ける趾先から趾股方向に向かって漸次巾広に形成され、且つ、幅広先端部分が縦壁状部よりも延出されていることを特徴とする請求項1記載の水虫防止紙片を提供するものである。 請求項3に係る発明は、前記下翼部の縦壁状部側上側面は縦壁状部から外方に向かって下方に斜欠され、前記上翼部の縦壁状部側下側面は縦壁状部から外方に向かって上方に斜欠されていることを特徴とする請求項1又は2記載の水虫防止紙片を提供するものである。 請求項4に係る発明は、前記下翼部及び前記上翼部の前記幅広先端部分が平面視半円状に形成され、前記下翼部と前記縦壁状部と前記上翼部とを結ぶ外形形状は曲線形状に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の水虫防止紙片を提供するものである。 請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか一に記載の水虫防止紙片は、柔軟性と吸湿性又は吸水性を有する紙を素材として形成される一体成型の水虫防止紙片であることを特徴とする水虫防止紙片を提供するものである。 請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか一に記載の水虫防止紙片は、抗真菌薬を含浸している又は抗真菌薬が塗布されていることを特徴とする水虫防止紙片を提供するものである。 【発明の効果】 本発明の請求項1記載の発明によれば、足の趾先から趾股の方向に挿入可能に構成された縦壁状部と、前記縦壁状部の下端面に前記下端面方向に延設された下翼部と、前記縦壁状部の上端面に前記上端面方向に延設された上翼部とを備え、少なくとも一部に水虫予防又は治療薬が含浸或いは塗布された水虫防止紙片を提供するので、次のような効果を奏する。 (1)趾間の生理的形状(体形)に合わせた構造にしたため、よくフィットし趾間に密着するので、使用感がよい。 (2)簡単な形状のため脱着に手間や時間がかからないと共に、安価である。 (3)1趾間に1個使用するよう構成し、使い捨てとしたので、不潔感がない。 (4)下方翼部と上部翼部を翼状に広がるよう設けたので脱落防止となる。 請求項2記載の発明によれば、前記下翼部と上翼部は、装着時に於ける趾先から趾股方向に向かって漸次巾広に形成され、且つ、幅広先端部分が縦壁状部よりも延出されているので、請求項1記載の発明の効果に加え、趾部及び足股部を巾広く覆い、水虫予防又は水虫治療効果を高めることができると共に、脱落を防止することができる。 請求項3記載の発明によれば、前記下翼部の縦壁状部側上側面は縦壁状部から外方に向かって下方に斜欠され、前記上翼部の縦壁状部側下側面は縦壁状部から外方に向かって上方に斜欠されているので、請求項1又は2記載の発明の効果に加え、装着し易いと共に、趾間にフィットするので、使用感が良好であり、且つ、趾への密着度が高まるので、水虫予防又は治療効果が高いという利点がある。 請求項4記載の発明によれば、前記下翼部及び前記上翼部の前記幅広先端部分が平面視半円状に形成され、前記下翼部と前記縦壁状部と前記上翼部とを結ぶ外形形状は曲線形状に形成されているので、請求項2又は3に記載の発明の効果に加え、外観的に優れ、且つ、趾への密着度が高く装着感も良好な水虫防止紙片を得ることができる。 請求項5記載の発明によれば、請求項1乃至4のいずれか一に記載の水虫防止紙片は、柔軟性と吸湿性又は吸水性を有する紙を素材として形成される一体成型の水虫防止紙片であるので、柔軟性を有する紙製にしたことにより、適度に変形して趾部の形状になじみ、装着感が良く、又、使い捨てにすることができるため清潔感がある。更に、吸湿性又は吸水性を有する素材であるので、水分、湿気を吸収して患部を乾燥させ清潔に保つことができる。 請求項6記載の発明によれば、請求項1乃至5のいずれか一に記載の水虫防止紙片は、抗真菌薬を含浸している又は抗真菌薬が塗布されている水虫防止紙片を提供するので、水虫防止紙片に抗真菌薬が含浸又は塗布されていることにより、水虫を根治させることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。 図1乃至図3に於いて、1は本発明の第1実施例の水虫防止紙片である。水虫防止紙片1は、ナプキンの素材となるような吸湿性又は吸水性を有し、且つ、柔軟性のある紙を素材として形成される一体成型の水虫防止紙片であり、図示しない人の足の趾先(足の指先)から趾股(足の指股)の方向に挿入可能に略平板状に構成された縦壁状部2と、縦壁状部2の下端面に下端面方向に広がるように延設された下翼部3と、縦壁状部2の上端面に上端面方向に広がるように延設された上翼部4とを備えており、水虫防止紙片1の少なくとも一部、例えば、適宜箇所、或いは全体に水虫予防薬又は水虫治療薬が含浸或いは塗布されている。 そして、前記下翼部3と上翼部4は、装着時に於ける趾先から趾股方向に向かって漸次巾広に形成され、且つ、その幅広先端部分3a,4aが趾股方向に向かって縦壁状部2よりも延出(突設)されている。 更に、前記下翼部3の縦壁状部2側上側面は縦壁状部2から外方に向かって下方に斜欠されてテーパ形状に形成され、前記上翼部4の縦壁状部2側下側面は縦壁状部2から外方に向かって上方に斜欠されてテーパ形状に形成されている。 更に又、前記水虫防止紙片は、使用態様に応じて、前記水虫予防又は治療薬に併用して、水虫防止紙片全体又は一部、或いは、前記縦壁状部2に、抗真菌薬を含浸しているか、又は、抗真菌薬が塗布されている。又は、使用態様に応じて、前記水虫予防又は治療薬に代えて、抗真菌薬が用いられても良い。 而して、図4及び図5は、水虫防止紙片1を足5に於ける趾6,6間に装着した状態を示す。 水虫防止紙片1は、上翼部4を上にし、下翼部3を下にして、幅広先端部分3a,4a側を人5の趾股7方向に向け、縦壁状部2を趾6,6間に挿入して装着する。 その時、趾6,6間は縦壁状部2に接触し、趾6の上部は上翼部4の下面に接触し、趾6の下部は下翼部3の上面に接触し、趾股7近傍は、上翼部4又は下翼部3の幅広先端部分3a,4a側に接触する。 又、前記水虫防止紙片1は柔軟性のある紙を素材として形成されているので、趾6,6間に装着された時、多少変形して、趾6,6間の形状に馴染みフイットする。 尚、前記水虫防止紙片1は、前記水虫予防又は治療薬、及び/又は、抗真菌薬に加えて、更に防臭効果のある薬剤を含浸又は塗布すれば、防臭効果をもたせることも可能である。 図6乃至図8に於いて、21は本発明の第2実施例の水虫防止紙片である。水虫防止紙片21は、前記水虫防止紙片(図1に於いて1)を改良したものであり、前記下翼部(図1に於いて3)に代えて設けられる下翼部22及び前記上翼部(図1に於いて4)に代えて設けられる上翼部23の前記幅広先端部分(図1に於いて3a,4a)に対応する幅広先端部分22a,23aが平面視半円状に形成され、前記下翼部22と、前記縦壁状部(図1に於いて2)に代えて設けられる縦壁状部24と、前記上翼部23とを結ぶ外形形状が曲線形状に形成されている。 而して、図9及び図10は、水虫防止紙片21を足の趾6,6…間に装着した状態を示す。 装着方法は、前記水虫防止紙片1と同様であるので、説明を省略する。 前記水虫防止紙片21は、前記水虫防止紙片1の効果に加え、前記幅広先端部分22a,23aが平面視半円状に形成されることにより、外観的に優れた形状となり、又、角部がないことにより、足、趾部又は趾股を傷つけることもなく、肌ざわりが良く、更に、下翼部22と、縦壁状部24と、上翼部23とを結ぶ外形形状が曲線形状に形成されていることにより、趾6,6間に於ける密着度、装着感も良好になる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による第1実施例の水虫防止紙片の斜視図である。 【図2】(a)前図1の正面図である。(b)前図(a)の左側面図である。(c)前図(a)の右側面図である。(d)前図(a)の平面図である。(e)前図(a)の底面図である。 【図3】(a)前図2のA−A線断面図である。(b)前図2のB−B線断面図である。(c)前図2のC−C線断面図である。(d)前図2のD−D線断面図である。 【図4】本発明による第1実施例の水虫防止紙片を装着した状態を示す一部切欠平面図である。 【図5】(a)前図4のE−E線断面図である。(b)前図4のF−F線断面図である。 【図6】本発明による第2実施例の水虫防止紙片の斜視図である。 【図7】(a)前図6の正面図である。(b)前図(a)の左側面図である。(c)前図(a)の平面図である。(d)前図(a)の底面図である。 【図8】(a)前図7のG−G線断面図である。(b)前図7のH−H線断面図である。(c)前図7のI−I線断面図である。(d)前図7のJ−J線断面図である。(e)前図7のK−K線断面図である。 【図9】本発明による第2実施例の水虫防止紙片を装着した状態を示す一部切欠平面図である。 【図10】(a)前図9のL−L線断面図である。(b)前図9のM−M線断面図である。 【符号の説明】 1,21水虫防止紙片 2,24縦壁状部 3,22下翼部 3a,4a,22a,23a幅広先端部分 4,23上翼部 5足 6趾 7趾股 |
【図1】![]() |
【図2】![]() |
【図3】![]() |
【図4】![]() |
【図5】![]() |
【図6】![]() |
【図7】![]() |
【図8】![]() |
【図9】![]() |
【図10】![]() |