健康・医療
【発明の名称】ローリングベッド
【出願人】
【識別番号】501358611
【氏名又は名称】孫 経武
【住所又は居所】埼玉県川口市並木町1−6−35−618
【発明者】
【氏名】孫 経武
【住所又は居所】埼玉県川口市並木町1−6−35−618
【要約】
【課題】
(1) 省力、平穏的に体の不自由の患者をベッド間移動すること。
(2) 移動中、患者の体位を維持すること。
(3) 床ずれ防止のこと。
【解決手段】
ローラーを使ってベッド平面を作り、ローラーの回転でベッド表面が動くことより、
(1)患者を移動し、
(2)体位を維持し、
(3)床ずれ防止をする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ローラーを並べてローリングベッドを作ります。
【請求項2】
ローリングベッド同士を連動させて、患者を移動します。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
本発明は、回転運動と直線運動との転換の原理を根拠し、ローラーとローラーセット並びにその駆動システムを医療と介護用ベッドに応用しています。
【背景技術】
体が自由に動かない患者をベッドから移動する従来の三つの方法:
一,人力運搬
二,トランスファーマットレスを使って、患者を別のベッドに引っ張って移動する。
三,スリングシートで患者をリフトに掛け、吊り上げて移動する。
【発明が解決しようとする課題】
人力運搬は非常に力を必要とする重労働です。トランスファーマットレス又はスリングシートの敷き入りと引き出しはやはり手作業が不可欠です。三種類の方式共に患者の体位と着力点を変え、患者に心身両面に苦痛を掛けるだけでなく、治療と回復まで影響し兼ねない。長期寝たきりの患者は床ずれに感染する可能性もあります。
【課題を解決するための手段】
ローラーを平行的に並べてローリングベッドを作り、ローラーの回転はベッド表面の平行運動になり、ローリングベッド同士を近接的に並べて、一つの可動平面が出来上がり、患者のベッド乗せ換えがスムースに、省力的に行われます。
ローラーを小角度、間歇的に往復回転する事で、人体マッサージ、床ずれ防止に役立ちます。
【発明を実施するための最良の形態】
ローラーは、鉄管の軸と外周の軟質弾性層で構成されています。複数のローラーを平行的に軸受けを介して、ローラー支台に取り付けて、一つのローラーセットを作ります。いくつのローラーセットをベッドの頭から足まで順番に取り付けて、ローリングベッドが出来上がります。ローラーを頭から足まで一段だけにしても、ローリング転送は出来ますが、2メートルも幅を取り、且つ受ける力も不規則で、ローラーの変形を避けるため、やはり数段に分けた方が良いと思います。数段に分けたベッド表面は、背上げ、膝上げ動作の条件にもなります。ローラーをベッドの横方向に並べて、患者を縦方向に運ぶことも出来ますが、ベッド乗せ換える時、より多くのスペースが必要で、実用的には困難です。やはりローラーがベッドの縦方向に沿い、患者を横方向に運ぶ方式を勧めます。
勿論、各ローラーセットを全部ベッド枠に固定することも出来ますが、用途に応じて、臀部セットだけを固定し、他の各セットの枠を臀部セットの枠とヒンジジョイントで繋げて、背上げ、膝上げの機能を備えるベッドも作れます。
各ローラーは互いに独立して、人手で患者を引いたり押したり移動することも出来ます。同セットのローラーを歯車とか、転送ベルト等で繋ぎ、違うセットの向かい合うローラーを万軸継ぎ手等で連結して、ベッドの全てのローラーを同方向、同スピードに連動させると、ハンドル又はモーターで駆動できます。
ローリングベッド単独でも使えますが、それなら、ローリングマッサージの機能を持つ以外、普通のベッドとあんまり変わりません。ローラーの威力を発揮するには、ローリングベッドをペアにして、患者をベッド間移動することです。
ベッドを乗せ換える時、両ベッドを近接的に並べて、ローカーで相対位置を固定にし、手で引く押すか、ハンドルを回すか、モーターを起動することで、患者を移動できます。ベッド表面自身が動くので、患者の寝姿が全く変わりません。両ベッドの間に数センチの隙間を空いて置くと、患者を別のベッドに移動すると同時に、患者の体の下の敷物が隙間に巻き込まれ、患者の体から分離されます。そのため、様々な治療並びに洗浴、排泄等の介護及び敷物の交換が便利に為されます。元のベッドに戻る時、敷物が患者の体と共にベッドに転回します。
患者をベッド間移動する時、克服しなければならないのは、人体の重力と代わりに、軸と軸受間の摩擦力だけ、どの方式駆動でも、省力、安全的な移動が図れます。更にモーターを使えば、自動化になるだけでなく、マイコンと組み合わせて、ベッド表面を間歇的、往復的に動作することて、人体マッサージ、床ずれ防止の機能も備えます。
ローラーは、色々種類のベッド、診察台、専用治療台、ストレチャー、車椅子まで適用できます、ローラー式のお風呂、トイレ等も考えられます。
図1は、ローリングベッドの立体図です。ベッド表面を3段に分けています。ローラー(1)は平行的にローラー支台(2)に取り付けて、ローラーセットを構成します。三つのローラーセットをベッド枠(3)に順番的に取り付けて、ローリングベッドが出来上がります。
ベッド表面を何段に分けるのは、必要に応じて決めれば良い、特に三段に拘らなくでも構いません。
図2は一つのローラーの縦断面と横断面の図です。中心鉄管の軸(4)と外周ポリウレタンの軟質弾性層(5)で構成されています。
図3はローラーセットの組み立て図です。ローラーの軸(4)が軸受(7)を介してローラー支台(2)に取り付けています。そして、ローラー支台(2)を縦の桁(9)にねじ(8)で固定して、一つのローラーセットが出来上がります。
図4はローリングベッドの活動関節の水平断面図です。ローラーの軸(4)にピンを横に差しこんで置く、万軸継ぎ手両端部分の溝をそのピンを挟む様に、両側のローラーセットの向かい合うローラー軸を連結します。これて、この二つのローラーは連動されています。更に、両ローラーセットのローラー支台をヒンジジョイントで連結しますと、両ローラーセット間の角度は可変になり、背上げ、膝上げの機能を備えます。
図5はローリングベッドの固定関節の水平断面図です。軸継ぎ手で両ローラーセットの向かい合うローラー軸を連結します。軸継ぎ手の中央にチェーン歯車とチェーンが取り付けています。このチェーンでモーター或いはハンドルと連結出来ます。
図6は巻きカーテン式の連動構造を絵描いた図です。両辺のローラーにカーテンの端部を固定して、そして反対方向に数周巻きます。両辺のローラーは主動ローラーで、内部のローラーは、カーテンに付いて回転する。そして、前図の様に、チェーンで両辺の主動ローラーとモーターを連結すれば、モーターで駆動出来ます。
【発明の効果】
ローラーを回転するには、軸と軸受間の摩擦力だけを克服すればよいので、ローリングベッドで患者をベッド間移動することで、省力化が図れます。
ベッド表面自身が動くので、患者に触らずにベッド間移動出来ます、その間、患者の体位と着力点が維持されます。
ベッド間を移動する時、患者と身体の下の敷物が分離できるので、洗浴、排泄、敷物交換及び多種の治療、介護工作は、便利になります。
モーターを駆動システムに加えたら、一段の省力化と自動化になります、マイコン制御して、ローラーを間歇的に往復回転させると、マッサージ、床ずれ防止の役目もあります。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ローリングベッド立体図。
【図2】 ローラー断面図。
【図3】 ローラー組組み立て図。
【図4】 万軸継ぎ手とヒンジジョイント。
【図5】 チェーンと軸継ぎ手。
【図6】 巻きカーテン駆動。
【符号の説明】
1 ローラー
2 ローラー支台
3 ベッド枠
4 軸
5 軟質弾性層
6 座金
7 軸受
8 ねじ
9 縦桁
10 ピン
11 万軸継ぎ手
12 ヒンジジョイント
13 チェーン歯車
14 軸継ぎ手
15 チェーン
16 駆動カーテン
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】