閉じる
土木・建設
 
【考案の名称】接合釘
【実用新案権者】
【識別番号】725005535
【氏名又は名称】池田 雅之
【住所又は居所】岡山県津山市小田中1784番地44
【考案者】
【氏名】池田 雅之
【住所又は居所】岡山県津山市小田中1784番地44
【要約】
【課題】建築や工芸、用具・家具製作において、異方向の木や板、鉄材を接合する為には、糊やボンドなどの接着材を使用するか、仕口・継ぎ手加工を施し、木組み、接ぎをするか、木に穴を開けダボを打ち込むなどの手間が掛かっていた。
【解決手段】正方向の釘と、異方向の釘を一体化することにより、柱と柱・板など木材接合作業が省力化する。本接合釘と、糊やボンドなど接着材を併用すれば接合面の強度が高まる。
建物・建具・家具・用具などの組み立て作業が省力化する。
工法によっては耐震補強となる。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
釘の頭部に、異方向の釘を1個又は複数個合体させた形状の釘。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
釘の頭部に、異方向の胴部・先端部を有す釘を、1個または複数個合体した形状の釘を、製造・使用することにより、異方向の木材や鉄材を接合することが出来る。(図1)
【0002】
尚、一体となった釘の数、各々の太さ、長さ、材質や胴部・先端部の形状(ボルト・ネジ型、ストレート)、合体部分の形状は、使用する用途により任意とする。(図2)
【0003】
一部の釘の胴部をボルト・ネジ型にすれば、鉄材と木材を接合することが出来る。(図3)
【0004】
従来の釘やボルト・ネジを利用し、釘穴の空いた本接合釘を使用すれば、同様の効果を得る。(図4)
【0005】
使用に際して、打ち込む方向に胴部・先端部が有る場合、筒状の打ち込み金具又は打ち込み用具など、各自で工夫して打ち込む。(図5)
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0006】
異方向の木や板、鉄材を接合する為には、糊やボンドなどの接着材を使用するか、仕口・継ぎ手加工を施し、木組み、接ぎをするか、木に穴を開けダボを打ち込む等の手間が掛かっていた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
正方向の釘と、異方向の釘を一体化することにより、従来工法の手間を省くことが出来る。
【考案の効果】
【0008】
木や鉄の柱と、化粧板などの木材接合作業が省力化する。
本接合釘と、糊やボンドなど接着材を併用すれば接合面の強度が高まる。
建物・建具・家具・用具などの組み立て作業が省力化する。
工法によっては耐震補強となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】釘の頭部に、反対方向の釘や異方向の釘を一体化したもの。本申請の趣旨。
【図2】一体となった釘の形状や数、各々の太さ、長さ、方向は任意。合体箇所の形状は、球型、箱型、円錐型、円筒形など様々、使用する用途により任意とする。この事により、接合後のズレを防ぐ、補強などの効果を得ることが出来る。本申請の範囲内。
【図3】釘の胴部・先端部の形状がボルト・ネジ型やストレートであっても複数の釘が一体となっていれば、本申請の範囲内である。
【図4】一般的な釘やボルト・ネジを使用する、分離した接合釘の製造・使用も、同様の効果があることから本申請の範囲内である。
【図5】使用に際して、打ち込む方向に胴部・先端部が有る場合、筒状の打ち込み金具又は打ち込み用具など、各自で工夫して打ち込む。
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
【図4】
図4
【図5】
図5
ページtop へ