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飲食・調理
 
【考案の名称】フレーバーストロー
【実用新案権者】
【識別番号】510175816
【氏名又は名称】塩月 政範
【住所又は居所】大阪府大阪市福島区福島5-9-3-505
【考案者】
【氏名】塩月 政範
【住所又は居所】大阪府大阪市福島区福島5-9-3-505
【要約】 (修正有)
【課題】ストローを使用して液体飲料を吸引する際に減少してしまう香りを感じることを可能とし、又、早く飲み干してしまうことを防ぐ。
【解決手段】小さな穴2を開けたストロー1であり、ストロー内部に空気を含ませ、香りが口腔内を漂うことで人間の嗅覚を刺激する効果を持ち、さらに空気が含まれていることにより少量ずつの吸引が可能となる。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
側面部に小さな穴を開けることにより、液体飲料を飲食する際の香りの増加が期待され、また飲料物に空気を含むため少量ずつ飲食することが可能となる飲料用ストロー。
【請求項2】
上記ストローに蛇腹加工が施されており、蛇腹伸長時にのみ上記請求項1に記載の効果を持つ飲料用ストロー。
【請求項3】
入れ子式に分割があり伸縮可能なストローであり、伸縮部下部に穴を開けることで、伸長時にのみ上記請求項1に記載の効果を持つ飲料用ストロー。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、液体飲料を吸引する際に使用するストローに関する。
【背景技術】
【0002】
液体飲料を吸引する際には、直線に細長い筒状のストローや、蛇腹加工のある折り曲げ可能なストロー、入れ子式に分割があり伸縮可能なストロー等が使用される。
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
飲料用ストローを使用する際、特に紙パック及びドリンクカップ(蓋付き等)の飲料物を付属ストロー等使用し吸引すると、液体飲料がストローを通り直接口内に吸い込まれるため香りを十分に楽しむことができず、又ストローを使用すると吸引する量が多いため飲料物を早く飲み干してしまう。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本考案は、従来のストローに小さな穴(0.01mm〜0.3mm程度)を開けることで、吸引する際の飲料物に空気を含ませ、鼻から鼻腔へ香りが通るため嗅覚を刺激することができ、また空気を含むことで吸引時の飲料物の量が減少するため、問題点を解決することができる。
【0005】
上記ストローに、蛇腹加工のある折り曲げ可能なストローの場合は蛇腹加工部に穴を開け、又入れ子式に分割があり伸縮可能なストローの場合は、伸縮部下部に穴を開ける事により、伸長時のみ穴開きストローとしての使用が可能となる。
【考案の効果】
【0006】
上述の様に、本考案のストローは小さな穴を開けるので、ストロー内部に空気が含まれ、香りが口腔中を漂うことで、人間の嗅覚をより刺激する効果を持ち、さらに空気を含みながら飲食するため、飲料物を早く飲み干してしまうことを防ぎ時間をかけて長く楽しむ事ができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】直線に細長い筒状の本考案穴開きストローの正面図。
【図2】蛇腹加工のある折り曲げ可能な本考案穴開きストロー収縮時の正面図。
【図3】蛇腹加工のある折り曲げ可能な本考案穴開きストロー伸長時の正面図。
【図4】入れ子式に分割のある伸縮可能な本考案穴開きストロー伸長時の正面図。
【考案を実施するための形態】
【実施例1】
【0008】
図1の一実施例を説明する。符号1は直線筒状のストロー本体、符号2はストロー中央より下方にあり、符号2が液体飲料内部にある場合は密閉され従来のストローと同じ作用が働き、液体飲料外部に符号2がある状態で飲料物を吸引することで、空気が含まれる。符号1に任意のシールを貼付しておき、液体飲料外部に符号2がある状態でもシールを符号2に貼付することで、密閉され従来のストローと同様の使用も可能となる。
【実施例2】
【0009】
図2及び図3の一実施例を説明する。符号3は蛇腹加工のあるストロー本体、符号4は蛇腹加工内にあるため、図2では符号5内に符号3が密閉され従来のストローと同じ作用が働き、図3時では符号6から符号4が開放されることで空気が含まれる。
【実施例3】
【0010】
図4の一実施例を説明する。符号7は入れ子式に分割のある伸縮可能なストロー本体、符号8は符号10上、符号9の真下にあるため、少し収縮し符号8が符号9内部に入ると密閉され従来のストローと同じ作用が働き、完全に伸長すると空気が含まれる。
【符号の説明】
【0008】
1 直線に細長い筒状ストロー
2 0.01mm〜0.3mm程度の穴
3 蛇腹加工のある折り曲げ可能なストロー
4 0.01mm〜0.3mm程度の穴
5 収縮時蛇腹部分
6 伸長時蛇腹部分
7 入れ子式に分割のある伸縮可能なストロー
8 0.01mm〜0.3mm程度の穴
9 伸縮部分
10 内ストロー
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
【図4】
図4
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