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スポーツ・娯楽
 
【考案の名称】ピンを狙うパター練習器具
【実用新案権者】
【識別番号】523272720
【氏名又は名称】市橋 慶一
【住所又は居所】愛知県一宮市奥町三出111-3
【考案者】
【氏名】市橋 慶一
【住所又は居所】愛知県一宮市奥町三出111-3
【要約】 (修正有)
【課題】室内にピンと見立てた丸棒を容易に設置できる、パター練習器具を提供する。
【解決手段】地面に水平となる丸棒1を設置し、その水平の丸棒にフック形状を持つ丸棒2を垂直にぶら下げる。垂直にぶら下げた丸棒は地面に接しない程度の長さにする。これにより、垂直な丸棒はボールが当たっても自重で元の垂直な位置に戻り、ピンに見立てた丸棒が自動で立つことで解決する。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
長さ100cm外径9mmの金属(アルミニウムなど)丸棒を、コの字の開口部の対辺が25cmになるようにコの字に曲げ、さらに両端から10cm程の所を対辺に対し垂直方向に鋭角60°に同じ向きに曲げ、丸棒が通る大きさの長穴を中心部に有する外径12mmのパイプを対辺の中央あたりまで通した後、10cmの部分を下にして置くことで水平状態にある対辺にパイプが自重で垂直にぶら下がり、それを的にしてボールを打つ、曲げた丸棒(スタンド)と長穴を有するパイプ(ピン)からなるパターの練習器具。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、室内でもピンを容易に設置できるパター練習器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
2018年までは、グリーン上からパターを行う場合、ピンを抜いてカップにボールを入れなければならなかった(ピンにボールを当てて入れてはいけなかった)。
ピンがないことにより、強く打てばボールはカップの上を通り越してしまい、また弱く打てばカップに届く前にグリーンの傾斜・芝の目の方向などで曲がってしまい、カップにボールを入れることを難しくしていた。
2019年のルール改正で、ピンを抜かなくてもそのままカップにボールを入れても良いことになった(ピンにボールをあてて入れても良いことになった)。
これにより、ピンを狙ってボールを強く打つことで、曲がる前にカップに届き、ピンに当てることでカップを通り越さずに入る確率が上がると判断し、ピンを狙ってボールを強く打つ練習器具の考案に至った。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
みんなのゴルフダイジェスト ホームページより 2019年1月21日掲載
タイトル 「ピンの太さ13ミリ」が絶妙だった!?大学教授が“ピン差しパット”を実証実験してわかったこと
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0004】
2019年のルール改正でカップ中央のピンを立てた状態でボールをカップに入れることができるようになった。これにより直径108ミリのカップから直径13ミリ程のピンを的にできるようになった。
一般にパター練習は室内で行われることが多く、的となるピンを設置する場合、屋外であれば穴をあけて立てればよいが、室内で穴をあけて立てることは難しい課題である。室内でも容易に的となるピンを立てることでその課題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
水平になる9mm丸棒に、軸方向中心部に長穴10mm×50mmを有する外径12mmのパイプを通し、パイプを垂直に立てて端が地面に接しない程度の長さにする。この長穴によりパイプの重心が丸棒より下になるため、パイプは垂直にぶら下がりボールが当たっても自重で元の垂直な位置に戻る。つまり、ピンに見立てたパイプが自動で立つしくみにすることで問題点を解決している。
【考案の効果】
【0006】
ボールの的がカップ形状でないため、入ったボールでカップがいっぱいになることはない。しかも強めに打つので的となるピンの回りにボールは集まらない。
つまり、何球でも連続して打てるのでパット練習の効率が上がる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本考案のパター練習器具の実施例を示すアイソメ図である
【考案を実施するための形態】
【0008】
この練習器具はパター練習をしようとする所であれば、屋外屋内問わずどこでも設置でき使用可能である。
【実施例】
【0009】
図面1にあるように パター練習しようとする床に1を置く。水平部にある2は自重により垂直に立つ。2をピンに見立ててパターでボールを打つ的にする。
【符号の説明】
【0010】
1パイプをぶら下げる丸棒を曲げた物(スタンド)
2中心部に長穴を有するパイプ(ピン)
【図1】
図1
試作写真
メッセージ

こんなパター練習器具を作ってみました。
初めは自分の練習用に作ったのですが、自社工場で量産できるように再設計しました。
パッテイングで一番多いミスは?と聞かれれば、だれもが「ショート」と答えると思います。
明らかにカップに届いていなければショートですが、上手くラインに乗っているのにカップ手前で曲がってしまう・・・これもショートというべきでしょう。
つまり、カップの30センチ先に止めるナイスタッチやジャストタッチではショートしやすく、また曲がりやすいわけです。
ショートをなくせば間違いなく入る確率は上がります。そうですよね、短ければ何万回打っても絶対に入りませんから。
では強く打ったら・・・カップの上を通過してしまいます。
しかし、これらの話は2019年のルール変更以前の昔話です。
この年のルール変更でピンにボールを当ててカップに入れてもいいことになりました。
これはまさにパッテイングの意識を変えなければいけないほどの大変革です。
ピンがあるから強く打ってもボールはカップの上を通過しません。当たって落ちます。
ショートパットは、“がちゃ!”とボールをピンに当てる強さで打てば、多少の傾斜や芝の目なんて気にしなくてもいい。
つまり、繊細なタッチやライン読みよりもボールをピンに当てるコントロールを養えばいいわけです。
ピンにはじかれて入らないこともあるでしょう、でもわずかです。
カップを狙うパッテイングからピンを狙うパッテイングへ、新しい練習スタイルを実現するのがこの「がちゃ!ピンパター練習器」です。持ち運び自由、置くだけでそこがパター練習場です。
グリーンに立ったら「がちゃ!ピン、がちゃ!ピン」と唱えながらパッテイングをすればスコアは間違いなくアップします。
ピンにボールを当てるコントロールを養えば、勇気が自信に変わります!!

というパター練習器具です。 とりあえず25個ほど1日で製作できました。
ネット販売も考えましたが、大変そうですから販売して頂けるところを探しています。
宜しくお願い致します。
Putter Practice Device
At first I made this putter practice device for my own practice, but I redesigned it so that it can be mass-produced at our factory.
If you ask me what is the most common mistake in putting, I think everyone would answer "short".
If the ball does not reach the cup clearly, it is short, but if the ball is on the line well but bends before the cup, it is also called as short, In other words, if you have a correct putting to stop 30 cm ahead of the cup, it easily becomes short, and turn the ball.
Eliminating short shots will definitely increase the probability of succeeding putting. If it is short, it will never go in even if you hit it tens of thousands of times.
Then, if you hit it hard...it will go over the cup.
But these stories are old stories before the 2019 rule change.
With this year's rule change, you are now allowed to hit the ball over the pins and into the cup.
This is truly a huge change that requires a change in putting mindset.
If you hit the ball hard, the ball will not pass over the cup thanks to the pin.It will hit and fall.
For short putts, you need to hit the ball hard enough to hit the pin with a "smack” and hit the ball hard enough to hit the pin, you don't have to worry about the slope or the grass.
In other words, it is more important to develop the control to hit the ball to the pin than to have a delicate touch or to read the line.
There will be times when the ball bounces off the pin and doesn't go in, but only slightly.
This Pin Putter Practice Equipment is a new way to practice putting. Just by placing it on the green, you can turn it into a practice range.
When you stand on the green, just say "Hit the pin!", and your score will definitely improve.
Once you develop the control to hit the ball on the pins, your courage will turn into confidence!
This is a putter practice device. I was able to make about 25 pieces in one day.
I thought about selling online, but it seems difficult, so I'm looking for a place that sells it.
Yours sincerely.
 
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