閉じる
事務用品
 
【考案の名称】印鑑および印鑑ケース
【実用新案権者】
【識別番号】511218323
【氏名又は名称】小野 雅弥
【住所又は居所】京都府京都市右京区嵯峨罧原町17-1 レオパレス罧原207
【代理人】
【弁理士】
【識別番号】100077621
【氏名又は名称】綿貫 隆夫
【代理人】
【弁理士】
【識別番号】100146075
【氏名又は名称】岡村 隆志
【代理人】
【弁理士】
【識別番号】100092819
【氏名又は名称】堀米 和春
【代理人】
【弁理士】
【識別番号】100141634
【氏名又は名称】平井 善博
【代理人】
【弁理士】
【識別番号】100141461
【氏名又は名称】傳田 正彦
【考案者】
【氏名】小野 雅弥
【住所又は居所】京都府京都市右京区嵯峨罧原町17-1 レオパレス罧原207
【要約】(修正有)
【課題】
印影を容易に正立状態とすることができ、且つ正しい位置に押印することができる印鑑を提供する。
【解決手段】
印鑑1は、断面が正方形である直方体状の本体10と、前記本体10の長手方向の先端に連続して設けられる断面が円形の印盤20と、を備え、前記印盤20の正面が印面20Aとして形成されており、前記印面20Aの背面側から見た場合の該印面20Aの所定の上端位置20a、下端位置20b、左端位置20c、右端位置20dが、それぞれ、前記本体10の上面10Aの短手方向の中心位置10a、下面10Bの短手方向の中心位置、左面10Cの短手方向の中心位置10c、右面10Dの短手方向の中心位置と一致して設けられている。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
断面が正方形である直方体状の本体と、
前記本体の長手方向の先端に連続して設けられる断面が円形の印盤と、を備え、
前記印盤の正面が印面として形成されており、
前記印面の背面側から見た場合の該印面の所定の上端位置、下端位置、左端位置、右端位置が、それぞれ、前記本体の上面、下面、左面、右面の短手方向の中心位置と一致して設けられていること
を特徴とする印鑑。
【請求項2】
前記本体の左面に該左面であることを表示する左面表示部が設けられていること、もしくは、前記本体の右面に該右面であることを表示する右面表示部が設けられていること
を特徴とする請求項1記載の印鑑。
【請求項3】
前記左面表示部および前記右面表示部は、溝部、突起部、材質変更部、着色部、もしくは文字表記部からなること
を特徴とする請求項2記載の印鑑。
【請求項4】
前記溝部は、前記本体の長手方向に延設された線状溝であること
を特徴とする請求項3記載の印鑑。
【請求項5】
前記印盤の円形断面の直径と、前記本体の正方形断面の一辺の長さとが等しいこと
を特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の印鑑。
【請求項6】
前記印盤は、印字用インクの通流・保持が可能な多孔質材料を用いて形成されており、
前記本体は、内部に、前記印字用インクを貯蔵すると共に、該印字用インクを前記印盤の背面側から該印盤へ供給するインク貯蔵部を備えること
を特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の印鑑。
【請求項7】
断面が円形であって先端面に印面が形成された印鑑をケース本体に収納し、該印面が該ケース本体から突出するように該印鑑を該ケース本体に保持させた状態で押印動作を行うことができる印鑑ケースであって、
前記ケース本体は、外形断面が正方形である直方体状であって、長手方向の先端面に開口部を有して前記印鑑を内部に収納可能な収納孔を備えると共に、前記印面の背面方向から見た場合の該印面の所定の上端位置、下端位置、左端位置、右端位置と、前記ケース本体の上面、下面、左面、右面の短手方向の中心位置とをそれぞれ一致させた状態で該印鑑を該収納孔内に固定する固定部を備えること
を特徴とする印鑑ケース。
【請求項8】
前記ケース本体の左面に該左面であることを表示する左面表示部が設けられていること、もしくは、前記ケース本体の右面に該右面であることを表示する右面表示部が設けられていること
を特徴とする請求項7記載の印鑑ケース。
【請求項9】
前記ケース本体は、前記印鑑を短手方向に挟み込み可能なように蝶番部が設けられて開閉可能に形成されており、
前記固定部は、前記印鑑を前記収納孔内に収納して前記ケース本体を閉じることによって、該収納孔の内面に設けられた弾力性部材が該印鑑に圧接して、該印鑑を固定すること
を特徴とする請求項7または請求項8記載の印鑑ケース。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
本考案は、印鑑および印鑑ケースに関する。
【背景技術】
従来より用いられている一般的な印鑑の例として、印影が円形となる円柱状の印鑑がある。当該円柱状の印鑑においては、押印の際にどの向きが正しい位置であるのか、すなわち印影が正しい向きとなる正立位置がわからずに、印影が斜めになってしまうことが課題となっていた。
そのような課題を解決する技術として、印体を直方体とすることによって、縦書き、横書き文字列のどちらに対しても平行または直角のイメージがつけ易く、容易に傾きの少ない印影が押印できる印鑑が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【特許文献1】
特開2010−179645号公報
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に例示される構成においては、印体の側面を成す四面のうち、いずれの面が上面となるのか識別できないため、例えば、押印前に印面を目視で確認する等して、上面位置を把握しなければならず、押印の際に手間がかかってしまう原因となっていた。また場合によっては、上面位置の把握誤りが発生して、正立位置を誤ってしまう原因ともなっていた。
また特に、特許文献1の図1、2に例示されるように、印体と印面とが外形寸法において差を有する段付き構造の場合、印面の端部位置、すなわち、上端、下端、左端、右端の位置が把握し難いため、印面の押印位置が正しい位置から上下左右にずれてしまう課題も発生し得る。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、印影を容易に正立状態とすることができ、且つ正しい位置に押印することができる印鑑を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
開示の印鑑は、断面が正方形である直方体状の本体と、前記本体の長手方向の先端に連続して設けられる断面が円形の印盤と、を備え、前記印盤の正面が印面として形成されており、前記印面の背面側から見た場合の該印面の所定の上端位置、下端位置、左端位置、右端位置が、それぞれ、前記本体の上面、下面、左面、右面の短手方向の中心位置と一致して設けられていることを要件とする。
【考案の効果】
本考案によれば、印影を容易に正立状態とすることができ、且つ正しい位置に押印することができる印鑑の実現が可能となる。
【考案を実施するための形態】
(第一の実施形態に係る印鑑)
以下、図面を参照して、本考案の実施の形態について詳しく説明する。図1は、本考案の第一の実施形態に係る印鑑1の例を示す斜視図(概略図)である。また、図2(a)は、当該印鑑1の正面図(概略図)であり、図2(b)は、当該印鑑1の背面図(概略図)である。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
図1に示すように、印鑑1は、断面(長手方向と直行する方向に切断した断面)が正方形である直方体状の本体10と、本体10の長手方向の先端に連続して設けられる断面が円形の印盤20とを備えて構成されており、印盤20の正面が印面20Aとして形成されている。
また、図1および図2(a)、2(b)に示すように、印面20Aの背面側から見た場合の当該印面20Aの所定の上端位置20a、下端位置20b、左端位置20c、右端位置20dが、それぞれ、前記本体10の上面10Aの短手方向の中心位置10a、下面10Bの短手方向の中心位置10b、左面10Cの短手方向の中心位置10c、右面10Dの短手方向の中心位置10dと一致するように構成されている。
上記構成によれば、例えば、押印の際に本体10の左面10Cが左側となるように把持するのみで、印面20Aを直接目視せずとも当該印面20Aを正立状態に保持することができる。さらに、本体10が断面正方形の直方体であることによって、本体10が斜めになっている状態が把握し易いため、印面20Aを容易に且つ正確に正立状態に保持することができる。したがって、押印の際に印影が斜めになってしまうことを容易に防止することができる。
ここで、印鑑1は、本体10の左面10Cに当該左面であることを表示する左面表示部11が設けられていることを特徴とする。例えば、右利きの人が印鑑を押印する際には、右手で印鑑を把持して印体(本体)の左面に親指を掛けることが多く、また、印体(本体)の左面が最も視界に入り易いため、左面10Cを触覚的あるいは視覚的に識別できる構成を設けることによって、印面20Aが正立状態となる印体10の位置を容易に判別することが可能となる。
本実施形態においては、図1に示すように、左面表示部11は本体の長手方向に延設された溝部(一例として、連続的に形成された線状溝)として設けられている。これによれば、左面10Cであることを触覚的に識別することが可能となる。特に、線状溝であることによって、親指の触れる位置(長手方向の位置)に関わらず左面10Cであることの識別が可能となる効果が得られる。ただし、溝部の形状は線状溝に限定されるものではなく、連続的あるいは断続的に設けられた他の溝形状であってもよい。
左面表示部11の構成は上記溝部に限定されるものではなく、変形例として、連続的あるいは断続的に設けられた突起部とする構成が考えられる(不図示)。これによれば、左面10Cであることを触覚的に識別することが可能となる。
また、左面表示部11の他の変形例として、左面10Cの全部もしくは一部に材質の異なる部分である材質変更部を設ける構成が考えられる(不図示)。材質変更部としては、例えば、表面がザラついた部材(樹脂材料等)を貼着させる等の構成が考えられる。これによれば、左面10Cであることを触覚的あるいは視覚的に識別することが可能となる。
また、左面表示部11の他の変形例として、左面10Cの全部もしくは一部を、他の三面(上面10A、下面10B、および右面10D)と異なる色に着色する着色部を設ける構成が考えられる(不図示)。着色部としては、例えば、着色した部材(樹脂材料等)を貼着させる構成あるいは直接、塗色する構成等が考えられる。これによれば、左面10Cであることを視覚的に識別することが可能となる。
また、左面表示部11の他の変形例として、左面10Cに識別用の文字を表記する文字表記部を設ける構成が考えられる(不図示)。文字表記部としては、例えば、「左面」と表記した部材(樹脂材料等)を貼着させる構成あるいは直接、「左面」と印字する構成等が考えられる。これによれば、左面10Cであることを視覚的に識別することが可能となる。
また、左面表示部11の他の変形例として、上記の構成を二つ以上組み合わせた構成とすることも考えられる。
上記のように左面表示部11を設ける構成は右利きの人用として好適な例である。左利きの人用としては、本体10の右面10Dに当該右面であることを表示する右面表示部を設ける構成が好適である。なお、右面表示部の具体的構成については、左面表示部と同様であるため、繰り返しの説明を省略する。
さらに、本実施形態に係る印鑑1は、図2(a)に示すように、本体10の正方形断面の一辺の長さL1と、印盤20の円形断面の直径(すなわち、印面20Aの直径である)L2とが等しくなるように構成されている。
これによれば、印体10と印面20Aとが外形寸法において差が無いことによって、印面20Aの端部位置、すなわち、上端位置20a、下端位置20b、左端位置20c、右端位置20dをきわめて容易に把握することができる。したがって、押印の際に印面20Aの押印位置が紙面内の正しい位置から上下左右にずれてしまう課題の解決が可能となり、思い通りの位置に容易に押印することが可能となる。
(第二の実施形態に係る印鑑)
続いて、本考案の第二の実施形態に係る印鑑1について説明する。第二の実施形態に係る印鑑1は、前述の第一の実施形態と基本的な構成および作用効果は同様であるため、相違点を中心に説明する。
本実施形態に係る印鑑1は、図3に示すように、印盤20が、印字用インクの通流・保持が可能な多孔質材料を用いて形成されている。一例として、無数の連続気孔を有する樹脂材料を用いることができる。また、本体10は、内部に、印字用インクを貯蔵すると共に、当該印字用インクを印盤20の背面側から当該印盤20内さらには印面20Aへ供給するインク貯蔵部13を備えている。
これによれば、使用の都度、印字用インクを印面20Aに付着させることなく、押印を行うことができる。
(印鑑ケース)
続いて、本考案の実施形態に係る印鑑ケース3について説明する。図4は、本実施形態に係る印鑑ケース3の例を示す斜視図(概略図)であって、図4(a)は印鑑を収納する前の開口した状態の図であり、図4(b)は市販の円柱状印鑑2を収納して固定した状態の図である。
図4(a)、4(b)に示すように、印鑑ケース3は、断面が円形であって先端面に印面2Aが形成された市販の円柱状印鑑2をケース本体30に収納し、当該印面2Aが当該ケース本体30の先端よりも外方に突出するように当該印鑑2を当該ケース本体30に保持させた状態で押印動作を行うことができる印鑑ケースである。なお、ケース本体30の先端部に着脱自在あるいは開閉自在なキャップ部(不図示)を設けて、当該ケース本体30に収納された印鑑2の印面の保護、埃の付着防止を図る構成とすることも考えられる。
ケース本体30は、外形断面が正方形である直方体状であって、長手方向の先端面に開口部30eを有して印鑑2を内部に収納可能な収納孔30Eを備えている。なお、市販の円柱状印鑑2の外径寸法に応じて、開口部30eおよび収納孔30Eの内径寸法を適宜設定すればよい。
また、ケース本体30は、印鑑2を印面2Aの背面方向から見た場合の当該印面2Aの所定の上端位置2a、下端位置2b、左端位置2c、右端位置2dと、ケース本体30の上面30Aの短手方向の中心位置30a、下面30Bの短手方向の中心位置30b、左面30Cの短手方向の中心位置30c、右面30Dの短手方向の中心位置30dとをそれぞれ一致させた状態で印鑑2を収納孔30E内に固定する固定部を備えている。
ここで、本実施形態において、ケース本体30は、印鑑2を短手方向に挟み込み可能なように蝶番部30fが設けられて開閉可能に形成されている。一例として、樹脂材料(例えば、ポリプロピレン等)を用いて本体上部30Xおよび本体下部30Yを弾性変形可能な蝶番部30fと共に一体成型する構成が考えられる。なお、本体上部30Xと本体下部30Yとを閉じた状態で固定させる機構としては、一例として、いずれか一方(ここでは、本体上部30X)にスナップフィット係合突起30gを設け、他方(ここでは、本体下部30Y)にスナップフィット係合孔30hを設けて、両者をスナップフィット係合によって固定させる構成が考えられる。
また、本実施形態においては、収納孔30Eの内面に、ケース本体30が閉じられた際に当該収納孔30E内に収納されている印鑑2に圧接可能な内径寸法となる厚みを有する弾力性部材(例えば、ゴム部材等)33が貼着されている。なお、市販の円柱状印鑑2の外径に応じて、弾力性部材33の厚みを適宜設定すればよい。
さらに、本実施形態においては、収納孔30Eの内底面に、当該収納孔30E内に収納されている印鑑2の背面に圧接可能な厚みを有する弾力性部材(例えば、ゴム部材等)33が貼着されている。なお、市販の円柱状印鑑2の長さ寸法(長手方向の長さ)に応じて、弾力性部材33の厚みを適宜設定すればよい。
したがって、本実施形態における上記固定部は、印鑑2を前記収納孔30E内に収納してケース本体30(すなわち、本体上部30Xおよび本体下部30Y)を閉じると共にスナップフィット係合突起30gをスナップフィット係合孔30hに係合させてスナップフィット係合により固定することによって、当該収納孔30Eの内面に設けられた弾力性部材33が印鑑2に圧接して、当該印鑑2を固定することが可能となる。
ここで、印鑑ケース3は、ケース本体30の左面30Cに当該左面であることを表示する左面表示部31が設けられていることを特徴とする。なお、左面表示部31の具体的構成については、前述の第一の実施形態に係る印鑑1における左面表示部11と同様であるため、繰り返しの説明を省略する。
上記のように左面表示部31を設ける構成は右利きの人用として好適な例である。左利きの人用としては、ケース本体30の右面30Dに当該右面であることを表示する右面表示部を設ける構成が好適である。なお、右面表示部の具体的構成については、前述の第一の実施形態に係る印鑑1における右面表示部と同様であるため、繰り返しの説明を省略する。
上記構成によれば、例えば、押印の際にケース本体30の左面30Cが左側となるように(もしくは、左利きの人であればケース本体30の右面30Dが右側となるように)印鑑ケース3を把持するのみで、印鑑2の印面2Aを直接目視せずとも当該印面2Aが正立状態となるように保持することができる。さらに、ケース本体30が断面正方形の直方体であることによって、当該ケース本体30が斜めになっている状態が把握し易いため、印鑑2の印面2Aを容易に且つ正確に正立状態に保持することができる。したがって、押印の際に印影が斜めになってしまうことを容易に防止することができる。
以上説明した通り、開示の印鑑および印鑑ケースによれば、印影を容易に正立状態とすることができ、且つ正しい位置に押印することが可能となる。
なお、本考案は、以上説明した実施例に限定されることなく、本考案を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一の実施形態に係る印鑑の例を示す概略図である。
【図2】本考案の第一の実施形態に係る印鑑の例を示す概略図である。
【図3】本考案の第二の実施形態に係る印鑑の例を示す概略図である。
【図4】本考案の実施形態に係る印鑑ケースの例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 印鑑
2 市販の円柱状印鑑
3 印鑑ケース
10 本体
11 左面表示部
13 インク貯蔵部
20 印盤
20A 印面
30 ケース本体
31 左面表示部
33 弾力性部材
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
【図4】
図4
発明者からのメッセージ
発明者からのメッセージ

「印鑑の常識』を変える印鑑」のご提案
 〜「曲がらず真っ直ぐ押せる印鑑」の「決定版!!」〜

 
 通常の丸い印鑑は押印時に印影が曲がってしまいやすいのですが、それは「印鑑全体が丸い(円柱状の)ためどの向きが正しいのかわからなくなる」から曲がってしまうわけですよね。だったら「印鑑は丸い(円柱状の)物」という「常識」を覆して、「印面は丸いまま持ち手は四角く(直方体状に)すればいい」と思い付いたのがこの提案の出発点です。持ち手が四角であれば縦横のラインで構成される書面にも合わせやすく、それ以前に持っている時点で斜めになっていれば感覚的にすぐ「曲がっている」と認識出来ます。さらに、四角くすることで上下左右がはっきりしますから、右利きの人が押印する際に視覚へ入りやすく親指で触れることが多い「左側面」にのみ溝を付けるなどの工夫をしておけば、持っただけでその向きが正当だとわかるのでわざわざ押印前に「印面の目視確認」をする手間も省けます。発想としては非常にシンプルですが、それだけに汎用性が高く応用範囲も広いアイディアだと自負しています。ここにはとても記載しきれませんが、写真の試作品以外にも様々なパターンがありますし、コスト面での問題解決法や販売戦略等についても色々と考えがあります。もしこのアイディアに興味を持った方がいらっしゃいましたら、その事業の規模やその他条件等は問いませんので、まずは私までご連絡・ご相談いただければと思います。ぜひともよろしくお願いいたします。
 

 小野 雅弥
 電話 080-4445-4146
 E-mail:masawono0218@yahoo.co.jp
ページtop へ